ホワイトシェパードのしつけ

ホワイトシェパード仔犬のしつけ
しつけとは?
「しつけ」とは、スワレやフセなどのコマンドを教える以前に必要な「土台(心)」の部分です。犬をしつけるために、「飼い主と犬との関係性」や「社会性」、「諦めの心」について理解しておきましょう。
「飼い主と犬との関係性」は、簡単に言うと飼い主の「YES」と「NO」が犬に通じているかどうかです。正しい行いをした時は笑顔で褒める、間違った行いをした時は仔犬がビックリするぐらい驚かせるのが効果的です。
「YES」と「NO」はタイミングがずれれば全く通じなかったり、犬が逆の理解をしたり(叱っているつもりなのに喜ぶなど)しますので、日頃から犬を観察して通じているかどうかシミュレーションしてみてください。
「YES」と「NO」が通じるようになれば、犬に「人間と暮らすためのルール」を伝えやすくなり、飼い主が日常の「主導権」を取ることができ、生活の中のあらゆる行動が楽になります。
社会性を身につけるために
仔犬の頃に身につけた「社会性」はその犬の将来を左右します。
恐怖心が少ない仔犬の頃から色々な経験をさせておけば、成犬になってから同じ経験をしても「これは怖いものではなかったはず」と怖がりません。
特にホワイトシェパードはシャイな部分が多少あるため、仔犬の頃の経験不足によっては成犬になってから「警戒心」といして現れる可能性もあります。
ワクチン接種期間中であれば抱っこしてでも外の世界に連れ出してください。
ワクチン接種が終了したら、とにかくいろんな場所に連れ出してください。
駅前のような人ごみやイベント会場に連れて行ったり、工事現場など聞きなれない大きな音を聞かせながらおやつを与えたり、老若男女、自転車やバイク、車椅子、トラックなど人間から見ればなんともない物でも、仔犬にとってはなにもかも「初めてのもの」なのです。
また、他人との接触や環境馴致(音、暗がり、物)だけでなく、他の犬との接触も仔犬のうちから経験させてください。
ただし、相手の犬が攻撃的であったり、社会性ができていない犬である場合は逆効果です。穏やかで毅然とした成犬を選んで接触させることで、犬同士のマナーを学ばせましょう。
「諦めの心」を身につけるために
「諦めさせる」と聞くと可哀想なイメージですが、「諦めの心」を身に着けていない犬は、いつまでも吠え続けたり、落ち着かなかったりするため、むしろストレスがかかりやすい犬になります。
人間の世界でも、「諦めの心」がある人のほうが「まぁ、いいか」と物事を気にしなかったりするのでストレスが少ないですよね。それと同じです。
犬を飼えば、獣医やペットホテルに預けたり、ドッグカフェで静かに過ごさせたりする機会がたくさんありますし、一緒に旅行に出かけたり、キャンプに連れて行ったりする楽しみも増えますが、そういった際に諦めの心が重要になってきますので、仔犬のうちにしっかりしつけておきたいものです。
ホワイトシェパードのしつけから訓練へ
「しつけ」と「訓練(トレーニング)」との違い
「飼い主と犬との関係性・社会性・諦めの心」という「目に見えない心の部分」を育むのが「しつけ」である一方で、スワレやフセ、マテなどの課目やドッグスポーツ、警察犬などの高等訓練を教えるのが「訓練(トレーニング)」です。
「しつけ」という土台部分ができていれば、飼い主の言葉(コマンド)によく反応できるので比較的、訓練(トレーニング)の入りやすい犬になります。
「しつけ」は仔犬が家に到着したその日から開始しますが、「訓練(トレーニング)」はご家庭の希望に応じて成長に合わせて入れていくと良いでしょう。「訓練(トレーニング)」を入れておけば、犬の安全を守ることに繋がるとともに、一緒に生活するのが楽になります。
お散歩トレーニング
犬を飼う楽しみのひとつである「お散歩」も、引っ張りや吠え掛かりの癖をつけてしまうと楽しみどころか「苦痛」になりかねません。
ワクチンが終わり、外を歩けるようになる前からリードを着けることに馴らしておきましょう。
外を歩き始めてからも、リードがピンと張った状態にならないように歩くことを教えておきましょう(犬の行きたがる方向に飼い主が引っ張られて着いていかないように意識する)。
教えておきたいコマンド
- スワレ
- 訓練の基本姿勢です。
- フセ
- その場で長い時間待機させる時に便利な姿勢です。緊張感のある待機であれば足を崩さない状態の「フセ」を教え、足を崩したリラックスした状態の待機であれば「ヤスメ」とコマンドを変えて教えると便利です。
- マテ
- 動いている状態から、その場で動かずに停止させておくためのコマンドです。
- コイ
- 犬の頃から飼い主の動向を意識できるように育てておけば、「コイ」のコマンドにすばやく反応できる犬になります。鬼ごっこやかくれんぼをしながら(常に犬が鬼役)、飼い主を追いかける楽しさを教えておきましょう。
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